『続いたもの』と『続かなかったもの』を全部並べて、何が違ったのか考えてみた

過去に続いたものと続かなかったものを並べて共通点を探すナマケモノのイラスト 動けない・続かない

「また続かなかった」

何かを始めては途中でやめる。

それを何度も繰り返していると、

「自分は継続が苦手なんだ」

と思うようになる。

僕もずっとそう思っていた。

でも、よく考えたら、将棋やブログ、仕事など10年以上続いているものもある。

……本当に「継続力がない」のが原因なんだろうか。

そこで、「続いたもの」と「続かなかったもの」を全部並べて比べてみた。

僕の場合、「継続できる人かどうか」より、何を続けるのか、そこに自分なりの理由があるかどうかのほうが大きそうだった。

この記事では、「自分は続けられない」と決めつける前に、自分が何なら続きやすいのかを見る方法を考えてみる。

  1. 「自分は継続が苦手」だと思っていた
    1. 始めたものはたくさんある
    2. 続かなくなるたびに、自分を「飽きっぽい」と思っていた
    3. 本当に何も続いていなかったのか?
  2. まず、続いたものを全部並べてみた
  3. 次に、続かなかったものも全部並べてみた
  4. 続いたものと続かなかったものを横に並べてみた
    1. 最初に気づいた違いは「動きたくなるか」だった
    2. 他にも共通していたものがあった
  5. 「好きだから続く」だけでは説明できなかった
    1. 好きだったのに続かなかったもの
    2. そこまで好きじゃないのに続いたもの
    3. 「好き・嫌い」以外にも何かありそうだった
  6. 「継続できる人」と「継続できない人」に分けるのは違うのかもしれない
    1. 僕にも普通に続いているものがあった
    2. 続かなかったものには共通する条件もあった
    3. 「継続力」そのものより、「何を続けるか」のほうが大きいのかもしれない
  7. 実は「続かなかったこと」も役に立っていた
    1. 何が自分に合わないのか分かった
    2. 「こういう条件だと止まりやすい」が見えてきた
    3. 失敗が次の選択材料になっていた
  8. じゃあ、僕が続きやすい条件は何だった?
    1. 条件① 自分から「やりたい」と思える
    2. 条件② 続ける理由が自分の中にある
    3. 条件③ 行動そのものを、自分に合わせて調整できる
    4. 「継続条件」は一個ではなかった
  9. まとめ:「自分は続けられない」と決めつける前に、過去を全部並べてみる

「自分は継続が苦手」だと思っていた

まずは、本当に「何も続かない人」だったのかを振り返ってみる。

始めたものと、実際に続いていたものを思い出していくと、自分で思っていた姿と少し違っていた。

始めたものはたくさんある

これまでを思い返すと、かなり多い。

ブログ。

資格の勉強。

運動。

食生活の改善。

早起き。

ゲーム。

将棋。

いろいろ始めてきた。

もちろん、続いたものもある。

でも、途中で終わったものの印象のほうが強かった。

続かなくなるたびに、自分を「飽きっぽい」と思っていた

「よし、やろう!」

と決意する。

最初はやる。

少し経つ。

止まる。

また別のことを始める。

また止まる。

これを繰り返していると、

「どうせ今回も続かない」

みたいになってくる。

一回やめる。

二回やめる。

何回もやめる。

その積み重ねで、自信もなくなっていった。

「自分は継続できない人間なんだ」

と思うようになった。

本当に何も続いていなかったのか?

ここで、一度立ち止まった。

ゲームは小学生1年生のころから大学卒業くらいまでやっていた。

将棋は大学生のときになんとなく始めて、今も10年以上続いている。

ブログも、途中で何度も止まっているけど、10年以上完全には消えていない。

仕事も大学卒業から10年以上続いている。

料理も8年くらい。

野球も5年くらい。

ランニングと筋トレも、中学から大学、社会人最初の半年くらいまで続けていた。

……あれ?

「自分は何も続かない」という話、ちょっとおかしくないか?

まず、続いたものを全部並べてみた

せっかくなので、期間も含めて並べてみる。

続いたもの期間その頃の状態・特徴
ブログ10年以上止まる時期はあっても、今も戻ってきている
ゲーム小1〜大学卒業頃長期間かなりハマっていた
野球約5年部活として続けていた
将棋10年以上なんとなく始めて、今もなんとなく続いている
ランニング・筋トレ中学〜社会人初期かなり長期間やっていた
料理約8年自分で作る飯のうまさに気づいた
仕事10年以上働かないと生活できない
動画10年以上友人に勧められてハマり、今も見ている

こうして見ると、

「継続できない人」

と呼ぶには無理がある。

もちろん、ずっと毎日続いていたわけじゃない。

ブログも止まる時期があった。

ゲームも社会人になってから一気にやらなくなった。

ランニングや筋トレも、社会人になってからやらなくなった。

それでも、

「続いたものが存在する」どころか、かなり長期間続いたものが複数ある。

これは見落としていた。

次に、続かなかったものも全部並べてみた

今度は逆。

続かなかったものも見てみる。

続かなかったもの期間・状態どこで止まりやすかった?
国家資格の勉強短期間実際の勉強が面白くなかった
公務員試験の勉強短期間目指す理由が表面的だった
健康的な食生活何度も挑戦すぐ好きなものを食べたくなる
早起き定着せず続ける理由が弱かった
過去のブログ活動の一部数か月単位など作業が重くなると止まった
その他いろいろ数日〜数か月「やろう」と思っても手が動かなくなった

こちらも、かなりある。

こうして並べると、

「始めたものの大半が全部失敗」

という感じでもない。

単純に、続いたものと続かなかったものがある。

だったら、両方を比べればいい。

続いたものと続かなかったものを横に並べてみた

ここが一番見たかったところだった。

見てみたこと続いたもの続かなかったもの
自分がやりたいと思っていたかかなり多い弱いものも多い
行動そのものに魅力があったかあることが多いないことが多い
続ける理由があったか何かしらある曖昧なものが多い
上達や変化を感じたか感じやすいものが多い感じにくいものもある
自分で工夫できたかできるものが多いそうでもないものもある
「やらないと困る」があったか仕事などにはあったないものも多い

こうして比べると、一番気になったのは、

「そもそも自分がやりたいと思っていたか」

だった。

最初に気づいた違いは「動きたくなるか」だった

結局ここに戻ってくる。

続いたものは、

「やりたい」

「面白い」

「やるのが普通」

「やったほうがいいと納得している」

みたいな、何かしらの理由がある。

逆に続かなかったものは、

「やったほうが良さそう」

「稼げそう」

「安定しそう」

「健康に良さそう」

みたいに、頭では理解していても、

「今、自分から手を動かしたいか?」

になると弱いことが多かった。

大学時代の資格や公務員試験は、かなり分かりやすい。

給料。

休日。

安定。

かっこよさ。

そこを見てワクワクした。

参考書を開いた。

面白くなかった。

そりゃ続かない。

僕がやりたかったのは、資格そのものより、その先を想像することだったのかもしれない。

他にも共通していたものがあった

「やりたい」だけでは全部説明できない。

ゲームは楽しい。

将棋はハマる。

野球は部活だった。

料理は、作った飯がうまい。

仕事は、働かないと生活できない。

それぞれ続いた理由は違う。

ただ、共通しているのは、

「続ける理由が、自分の中に何かあった」

ことだと思う。

楽しさでもいい。

上達でもいい。

お金でもいい。

生活のためでもいい。

人との関わりでもいい。

「やることが当たり前になっていた」でもいい。

理由の種類は何でもいい。

何かがある。

それが強い。

「好きだから続く」だけでは説明できなかった

ここで一つ面白い例がある。

ランニングや筋トレ。

正直、しんどい。

「めちゃくちゃ好きなことだったか?」

と聞かれたら、そこまで好きではない。

それでも、中学・高校・大学・社会人最初の半年くらいまで続いていた。

好きだったのに続かなかったもの

逆に、好きなブログでも止まったことがある。

ブログ自体は好き。

書くことも好き。

それでも、作業が難しくなったり、何から始めればいいか分からなくなったりすると止まる。

「好きなら絶対続く」

ではなかった。

そこまで好きじゃないのに続いたもの

筋トレやランニングは、

「終わった後の成功体験」

を知っていた。

部活をやっていた経験もある。

「やると、ちゃんとやった感じがある」

この感覚があった。

だから、その場のしんどさだけで判断していなかったんだと思う。

逆に、社会人になってからは続かなくなった。

同じ運動なのに、条件が変わった。

ここも面白い。

「好き・嫌い」以外にも何かありそうだった

結局、

「好きだから続く」

だけでは足りない。

楽しさ。

上達。

結果。

達成感。

人との関わり。

生活上の必要性。

自分で工夫できること。

いろいろある。

その中のどれかが、自分にとって強く効いている。

「継続できる人」と「継続できない人」に分けるのは違うのかもしれない

過去を全部並べると、

「継続力がない」

という言い方が少し変に見えてきた。

僕にも普通に続いているものがあった

10年以上のものがある。

数年続いたものもある。

何か一つにだけ集中しているわけでもない。

仕事。

ブログ。

ゲーム。

将棋。

料理。

運動。

動画。

ジャンルもバラバラ。

だったら、

「僕は継続できない人間」

と決めるのは少し乱暴だった。

続かなかったものには共通する条件もあった

こっちもあった。

自分から手が動かない。

行動したくならない。

やりたいことの表面だけ見ていた。

実際の作業は面白くない。

難しい作業をそのまま抱えていた。

こういう条件が重なると、かなり止まりやすい。

「継続力」そのものより、「何を続けるか」のほうが大きいのかもしれない

もちろん、性格や習慣の影響もあると思う。

でも、

「継続力という能力が高いか低いか」

だけでは、自分の過去は説明しにくい。

同じ僕なのに、

10年以上続いたものがある。

数日で終わったものもある。

差がある。

だったら、

「自分は何なら続きやすいのか?」

を見るほうが役に立つ。

実は「続かなかったこと」も役に立っていた

ここまで来ると、昔の失敗の見え方も少し変わった。

何が自分に合わないのか分かった

資格の勉強。

早起き。

健康的な食生活。

その他いろいろ。

どれも「続かなかった」という結果だけなら失敗。

でも、その中から、

「こういうものは、自分から手が動きにくい」

というデータが取れる。

「こういう条件だと止まりやすい」が見えてきた

「やったほうがいい」

だけでは弱い。

自分が納得できる理由もないまま、「誰かに決められたからやる」だけも弱い。

「実際の作業がおもしろくない」なら、かなり危ない。

逆に、

「やりたい」

「やるのが当たり前」

「やった結果が分かる」

「自分なりに工夫できる」

みたいなものは強い。

失敗が次の選択材料になっていた

これまでの挫折を全部なくしてしまったら、今の自分はたぶんない。

「これは自分には合わない」

ということが分かる。

「こういうやり方だと止まる」

ということも分かる。

もちろん、失敗した当時はそんなことを考えていなかった。

ただ、後から振り返ると、

「続かなかった」という事実も、次の選択に使える材料だった。

じゃあ、僕が続きやすい条件は何だった?

過去を並べて、自分なりにまとめてみる。

条件① 自分から「やりたい」と思える

やっぱりこれが一番大きい。

「やったほうがいい」

ではなく、

「これ、やりたい」

がある。

今のブログは、ここがかなり強い。

条件② 続ける理由が自分の中にある

楽しければいい。

上達したいでもいい。

生活のためでもいい。

誰かに見てもらうでもいい。

「やるのが当たり前」でもいい。

何かしらの理由がある。

条件③ 行動そのものを、自分に合わせて調整できる

ここは最近かなり実感している。

ブログという大きな作業を、そのまま抱えない。

難しい作業を分解する。

次に何をやるか分かるようにする。

自分でイージーモードに変更する。

これができると、続けやすさがかなり変わる。

作業の大きさだけじゃなく、仕事では動けるのに家では止まるような環境の違いも、続けやすさに関係していた。

「継続条件」は一個ではなかった

ここまで考えると、

「楽しいものなら続く」

でもない。

「好きなら続く」

でもない。

「目標を決めれば続く」

でもない。

いくつかの条件が重なって、

「この辺なら自分は続きやすい」

となる。

その条件も、仕事・運動・ブログ・趣味で違う。

だから、自分専用の継続パターンは一つじゃないのかもしれない。

この「続かない理由は一つじゃない」という感覚は、別の記事では自分の行動を心理学にも当てはめながら考えてみた。

まとめ:「自分は続けられない」と決めつける前に、過去を全部並べてみる

続かなかったものだけを見る。

「自分は継続できない」

と思う。

僕もそうだった。

でも、続いたものも全部並べてみた。

ブログ10年以上。

将棋10年以上。

ゲーム十数年。

仕事10年以上。

料理8年くらい。

野球5年くらい。

運動もかなり長く続けていた時期がある。

……普通に続いている。

もちろん、途中でやめたものもたくさんある。

その違いを見ていくと、

「自分に継続力があるか、ないか」

より、

「自分は何なら続きやすいのか」

のほうが重要に見えてきた。

続いたものには、何かしら自分の中に理由があった。

楽しい。

上達する。

結果が分かる。

生活に必要。

やるのが当たり前。

自分で工夫できる。

逆に、続かなかったものにも共通する条件があった。

自分から手が動かない。

行動したくならない。

やりたいことの表面だけ見ていた。

実際の作業は面白くない。

難しい作業をそのまま抱えていた。

こうして見ると、過去の「失敗」は少し違って見える。

ただの失敗一覧じゃない。

自分の継続パターンを知るためのデータだった。

だから、次に何かを始めるときは、

「今度こそ絶対続ける」

より、

「これは自分に合いそうかな?」

くらいで考える。

続かなかったら、

「やっぱり自分はダメだ」

ではなく、

「この条件では続かなかった」

と見る。

それでもう一度、条件を変えてみる。

僕自身、まだ完全に自分の継続パターンが分かっているわけじゃない。

たぶん、これからも変わる。

でも、過去を全部並べてみたことで、

「自分は続けられない人間だ」

という考えだけは、少し疑っていいと思えるようになった。

その「自分が続きやすい条件」は、別の記事で「頑張れる自分」と「何もしたくない自分」を比べながら、もう少し細かく探してみた。

【次に読む】

「自分は続かない」と思っていても、実際には何が原因で止まっているのか分からないこともある。

ネット上に実際にある「やる気が出ない・動けない」という悩みを集めて、いくつかのパターンに分けてみた。

→ 「やる気が出ない人の悩みを集めて、いくつかのパターンに分けてみた」

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