こんにちは、やらない言い訳の才能◎、ぐでまるです。
「時間がない…」「疲れてる…」「準備ができていない…」──僕は日常のほとんどの行動に対して、言い訳を探す天才でした。
特に「忙しい」「余裕がない」「今はタイミングが悪い」なんて言葉を、毎日のように口にしていました。
できない理由ばかり探していた自分に気づき、「できる理由」を探して行動してみることにしました。
結果、
- 言い訳→楽さと引き換えの長期の自己嫌悪
から
- できる理由→作業の楽しさと長期のワクワク
になりました。
今までやらなきゃいけないと思っていた作業が、意味のある充実した時間に変わっていったんです。
この記事では、僕がどうやって「できない理由探し」から抜け出し、やるべき作業を楽しめるように変わったのかを、失敗談を交えながら共有します。
僕と同じ「後回し、天賦の才」がある人でも、少しずつ前向きに動けるヒントを見つけるキッカケになれば嬉しいです。
いつも「時間がない」と言い訳してた頃の僕
仕事が終わると、すぐに「疲れた」「明日でいいか」と言い訳を並べてスマホをダラダラ。
やらなきゃいけないことは頭の片隅にあるのに、体はソファに沈み込んでいました。
「効率が悪い」「準備ができていない」と、もっともらしい理由まで作って、やらない自分を正当化していたんです。
完璧にやりたい気持ちが強くて、行動を先延ばしにする“完璧主義バイアス”にどっぷりハマっていました。
実際は、ただ行動するのが面倒だっただけなのに。
\当時の僕の「できない理由」コレクション/
- 今日は疲れてる
- 時間が足りない
- 集中できない
- 部屋が散らかってる
- 効率が悪い気がする
- やる気が出たらやる
- 準備ができてない
- 一度やるなら完璧にやりたい
- 今やっても中途半端になる
- 今日は気分が乗らない
振り返ると、どれも「やらなくて済む理由」にすぎませんでした。
やらない自分を守るために、頭をフル回転させて言い訳を考えていたんです。
ある日ふと気づきました──こんなに理由を探すより、ほんの少しでも行動してみた方がいいんじゃないかと。
ここが、僕の変化の第一歩でした。
「できない理由探し」が習慣になっていた
僕は行動よりも“納得できる言い訳”を作ることに時間を使うようになっていました。
気づけば一日が終わり、やりたいことは何も進んでいない。
当時の僕でも心の中では分かっていました──本当はただその場だけ楽になりたかったと。
部屋でスマホを眺めながら「今日はこれでいいか」と自分を甘やかす。
そんな自分がださくて嫌いなのに、100戦99敗で手軽な楽さには勝てませんでした。
疲れた体と「今やらなくてもいい」という甘い誘惑に負けて、毎日をやり過ごしてしまう。
それでも、ある日ふと自分の情けなさに気づきました。
本気で自分に嫌気がさして考えました。
「このままじゃダメだ…!」
これが「どうすればできるか?」を考える1勝を手に入れた日です。
あの小さな1勝が、僕の習慣を少しずつ変え、行動の連鎖を生むきっかけになりました。
「どうすればできるか?」を考えるようになった
あの日から僕は、“できない理由”の代わりに「どうすればできるか?」を考えるようにしました。
当時の僕は社会人2年目。
仕事にも少し慣れてきた頃で、「毎日なんとかやれてるけど、このままでいいのかな」とモヤモヤしていました。
新人の頃のように必死に食らいつく時期を抜けた反動で、家ではすっかり“省エネモード”。
「仕事で疲れたから」「休日は何もしたくない」という思考になっていたんです。
それでも、どこかで「このままじゃまずい」と思い始めていました。
ダメな人間モードから抜け出したい。
まずは、生活の小さなところから変えてみようと決めたんです。
自他ともに認める怠け癖持ち――いや、もはや“怠け癖日本ランカー”の僕がいきなり完璧を目指したら、また“できない理由探し”が始まるのは目に見えていました。
だからこそ、最小限の“できる理由”で戦うことにしました。
- 掃除:「部屋をピカピカにする」じゃなく、“7割きれい”を目指して行動のついでに落ちているものを片づける。
- ランニング:「毎日走る」ではなく、気が向いたときに近所を少し散歩するだけ。
- 副業探し:「やりたいことを見つける」ではなく、気になったことを1つメモするだけ。
少しずつ「できない理由」を「できる理由」に置き換えるように意識しました。
- できない理由:「今日は仕事が長引いたし、明日休みだから明日やればいい」
- できる理由:「お風呂がたまるまで10分あるな。どうせ風呂入るし、トイレ掃除しよう」
たったそれだけの違いでも、自分の中での“行動スイッチ”が変わっていきました。
「やらなきゃ」ではなく、「今できる形を探す」に意識が向く。
それが積み重なるうちに、「少しでも動けた自分」を認められるようになったんです。
完璧じゃなくても、できたことを積み重ねることで、僕の毎日は少しずつ動き始めました。
“できる理由”を探すようになってから、毎日が楽しくなった
本当に小さな“できる理由”を意識するようになってから、僕の日常は少しずつ変わっていきました。
「時間を作る」ではなく、「時間の使い方を少し整理する」だけでも変化が生まれる──まさにタイムマネジメントの第一歩でした。
たとえば、こんなふうに。
- 「仕事の休憩中、5分だけなら作業できる」
- 「お風呂がたまるまで掃除できる」
- 「散歩しながら思考はできる」
- 「動画を見ながら服は畳める」
- 「寝る前に1行だけメモしよう」
たったこれだけの“できる理由”でも、僕にとっては革命レベルでした。
今まで怠け者として生きてきた僕にとって、「できた!」という経験そのものが楽しかったんです。
たぶんこの記事を見つけて読んでくれている、同じ“怠け癖仲間”のあなたなら、この気持ち、きっと分かると思う。
最小限のできる理由を探して少しずつ動くことの最大のメリットは、
【今までの生活をほぼ変えずに行動を増やせる】
という点です。
今まで仕事が終わって疲れたら動画を見てダラダラしていた時間を、完全になくそうとすると一気に反発がきます。
でも最小限の行動なら、無理せず今まで通りの生活の中で少しずつ動ける。
不思議なことに、最初は「ほんの少しだけやるつもり」だったのに、気づいたら体が勝手に動くようになっていました。
今まで息抜きだと思って必要だった動画を見ながらだらだらする時間も、無理することなく自然に減っていったんです。
少しずつ変わる感覚を体験すると、行動そのものが楽しくなっていく。
「やらなきゃ」ではなく、「できる理由を探す」こと自体が、日常をちょっとずつ動かす力になるんだと実感しました。
言い訳を減らしたら、自分を責めなくなった
以前の僕は、行動できない自分を見るたびに落ち込んでいました。
「やらなきゃ」と思いながら動けない自分を責めて、自己肯定感が下がり、不安やストレスばかり溜まっていました。
「今日も何も進まなかった…」「やっぱりダメな自分だ…」と、自分を責めるのが日常になっていたんです。
でも、“できない理由”を減らして“できる理由”を探すようになったことで、考え方がガラッと変わりました。
- 行動できない日があっても、「それでも前に進めている」と思えるようになった
- 完璧にできなくても、「少しでも動けた自分」を認められるようになった
- 自分に厳しくするよりも、自分が動ける環境や仕組みを作る方がずっと続く
つまり、自分を責める時間を減らすだけで、気持ちも行動も軽くなるということ。
最小限の“できる理由”を積み重ねることで、少しずつ自信もついていきました。
読者のあなたも、もし「今日もできなかった」と落ち込む日があっても大丈夫。
小さな行動を1つでも積み重ねれば、それが未来の自分への投資になるんです。
自分を責めるより、自分を動かす設計に目を向けてみてください。
“できる理由”を探すだけで人生が動き出す
僕はずっと、「やる気が出ない」「明日でいいか」と言い訳を重ねてきました。
でも、“できない理由”を探す代わりに、“できる理由”を少しずつ積み上げるようになってから、
気づけば行動できる時間が増えていました。
しかも驚くことに、努力している感覚はほとんどなかったんです。
無理して変わろうとしたわけじゃない。
思考停止で逃げるよりも、「今できることを小さく選ぶ」方がずっと現実的でした。
ただ、「今の自分でもできる形」を探しただけ。
その小さな工夫が、少しずつ積み重なって、いつの間にか“行動できる自分”を作ってくれました。
「やらなきゃ」と思って動けなかった頃の僕へ、そして今のあなたへ。
大きな目標や完璧な計画よりも、まずは小さな“できる理由”を1つ探してみてください。
たとえば――
「1分だけ」「ながらで」「ついでに」。
その小さな一歩が、きっとあなたの日常を動かす最初のスイッチになります。
小さくても動いた瞬間、それがもう変化の始まり
「できる理由」を探すようになってから、僕の毎日はゆっくりだけど確実に変わっていきました。
最初は“ほんの1分”“ついで”みたいな行動しかしていなかったのに、気づけば以前より動けるようになっていたんです。
無理して頑張るわけでもなく、気合を入れるでもなく、「できる理由」を積み重ねるだけで、少しずつ世界の見え方が変わっていく。
もし今、あなたが「やる気が出ない」「続かない」と感じているなら、いきなり自分を変えようとしなくて大丈夫。
まずは、“今の自分でもできる形”を探してみてほしい。
たとえ小さくても、動いた瞬間、それがもう変化の始まりだから。

