こんにちは、分析と仕組化が大好き、ぐでまるです。
「やらなきゃいけないのに、どうしても動けない。」
頭では分かっているのに、体が言うことを聞かない。
- やらなければいけないことがあるのにできない
- やろうとする意志はあるのに体が動かない
- 何からやればいいのか分からない
- 何をやればいいのか分かっていてもできない
- 今行動しなければ絶望だと思い込んでいる
- 自業自得と自分を責めて自己嫌悪で負のスパイラルに
こんな自分に“もうダメだ”と落ち込んでいる人へ。この記事は、そんな人に読んでほしい内容です。
僕もずっとそうでした。
副業も資格勉強も続かず、自分を責めてはまた動けなくなる。
でも僕は一番重要なポイントを勘違いしていたんです。
動けないのは“甘え”じゃなく、“仕組みがないだけ”だったと。
僕は“やる気が足りない”んじゃなく、“やる気がいらない設計”を知らなかっただけだったんです。
過去の僕が「やらなきゃいけないのにできない」状態から抜け出せた理由を、体験談を交えながら、すぐ実践できる形でまとめています。
やらなきゃいけないのに動けなかった過去の僕
「やらなきゃいけない」と頭では分かっているのに、体が動かない。
体が動かずに、頭ではずっと「やらなきゃ…」って焦ってる。
30分、1時間、2時間ーー何もできていないのに時間だけが過ぎて発狂しそうな状態。
本業ではしっかり働けているのに、副業となると途端に動けなくなる。
当時の僕は、それを“怠け”だと思い込み、自分を責め続けていました。
副業のライティングも、ブログも止まってしまった
僕は今でこそ複数のブログを運営していますが、最初は副業としてライティングの仕事を始めました。
ライティングには納期があり、当然、期限を守れなければ相手に迷惑がかかります。
それなのに、締め切り半日前になっても記事が完成していない――そんなことが何度もありました。
あのときの「やばい、終わらない…」という焦りと自己嫌悪。
今、同じように手が止まって苦しんでいる人の気持ちが、痛いほど分かります。
自分のブログを始めてからも、頭の中には書きたいことがあるのに、なぜか体が動かない。
「僕の記事って、本当に誰かの役に立つのかな…」
そんな不安が、“行動する前に止まる”というパターンを強化していたんです。
書けない自分を責めては落ち込み、また動けなくなる。
その繰り返しの中で、「やっぱり怠けてるだけなのかもしれない」そう思い込んでいたんです。
不安を“怠け”に感じていただけだった
書けない日が続くと、どんどん焦りが増していきました。
「また今日もできなかった…」
「やっぱり自分は怠けてるだけなんじゃないか」
そんなふうに自分を責めるたび、ますます手が止まっていったんです。
「今日こそやるぞ!」と気合いを入れても、「絶対にやらなきゃ」が頭の中でぐるぐるして、かえって集中できない。
やろうとしてもすぐ他のことが気になって、気づけば時間だけが過ぎていました。
・・・もうこれは意志の問題じゃないなと。
今振り返ると、僕は“怠けていた”わけではありませんでした。
本当は、頭の中でいろいろ考えすぎて動けなくなっていただけなんです。
「これを出して誰かに否定されたらどうしよう」
「思ったように書けなかったら恥ずかしい」
そういう小さな不安が積み重なって、体が“守りモード”に入ってしまっていた。
つまり、「やらなきゃいけないのにできない」の正体は、気持ちの弱さではなく“考えすぎ”でした。
意志力の問題ではなく、頭の中が整理されていなかっただけ。
そしてもう一つ、不思議なことに気づきました。
――本業の仕事では普通に期限を守れるのに、家での作業だけができない。
この違いはいったい何なのか?
次は、その原因を掘り下げていきます。
職場では動けるのに、家だとサボってしまう理由
「仕事ではちゃんと動けるのに、家に帰るとまったくやる気が出ない…」
僕がまさにそうでした。
職場では期限を守れるのに、副業になると後回しばかり。
同じ自分なのに、どうしてここまで違うんだろう?
そう考えたとき、ようやく“ある仕組みの存在”に気づいたんです。
「他人の目」という仕組みの存在
職場では、上司や同僚が見ている。
その“人の目”があるだけで、自然と仕事モードに入れます。
正直に言うと、僕は少し【承認欲求マン】なところがあります。
人に評価される場面では「できる人に見られたい」という気持ちが働いて、自然と頑張れるタイプなんです。
怠け癖と完璧主義が共存している僕は、自宅では怠け癖が発動し、会社では完璧主義が良い方向に働く――そんな性質でした。
眠くても、「自分だけサボれない」「今やらないと迷惑をかける」と思えば体は動く。
これは意志の力ではなく、環境が僕を動かしてくれていたんです。
一方で、家では誰も見ていません。
「あとでやればいいか」と思っても誰にも怒られないし、評価もされない。
結果として、“今やらなくてもいい状況”が完成してしまうんですよね。
僕はこの差に気づいたとき、「怠け癖」って意志の問題じゃなくて、仕組みの違いなんだと実感しました。
“他人の目”という外の力が働くかどうかで、行動のスイッチが変わってくるんです。
「頑張る」より「仕組みを作る」方が現実的
僕はこれまで、「やる気さえ出せばなんとかなる」と思っていました。
でも現実は、気合いを入れてもできないし、長続きしない。
三日坊主どころか、一日で息切れすることもありました。
僕の根本的な間違いは意志力に頼っていたこと。
「頑張る」は“感情”に頼ってるけど、「仕組み」は“環境”に頼っている。
調子に左右されずに続けられるのは、後者なんだと。
たとえば、
- 職場では「人の目」という仕組みがあるから自然と動ける
- 家ではその仕組みがないからサボってしまう
この違いを自分で作り出せばいいだけなんです。
僕は“気合いを入れる日”を減らして、“仕組みで動ける日”を増やすようにしました。
具体的には、日常の行動ついでに作業する1分習慣行動、他人の目を生かす進捗共有といった怠け癖がある僕でもできる仕組みです。
すると不思議なことに、「やる気があるからやる」ではなく、「やる気がなくても、やれる」が自然にできるようになっていきました。
頑張るより、仕組みを作る。
“頑張らなくても動ける仕組み”を作ったことで、僕の怠け癖は“敵”ではなく“扱える個性”に変わっていきました。
まずは「頭をリセット」する|焦りと不安の悪循環を断つ
「やらなきゃ」と焦ってるときほど、なぜか何も進まない。
僕も同じようにパニックになって、頭がパンクしたことがありました。
そんなときこそ一度立ち止まって“リセット”することが大事なんです。
焦りのまま動こうとしても、余計に空回りしてしまうから。
焦るほど思考は鈍る
焦っているときって、頭の中がずっと「どうしよう」「早く終わらせなきゃ」で埋まっていませんか?
僕もよくこの状態にハマっていました。
焦れば焦るほど、考えがぐるぐるして整理できなくなる。
やることを考えている“つもり”でも、実際は不安を広げてしまっているだけなんですよね。
頭がいっぱいのときは判断が雑になって、「どこから手をつければいいのか」すら分からなくなることもあります。
この状態で無理に進もうとしても、効率は下がる一方。
一度立ち止まって頭をリセットした方が、結果的に早く進めるんです。
僕が試して効果的だったリセット方法
焦っているときって、「今すぐやらなきゃ」と思うほど体が動かなくなります。
僕も“分かっているのに動けない”まま、何時間も固まっていたことがありました。
そんなときに効果があったのは、あえて作業から離れることでした。
たとえば、
- シャワーを浴びる
- 外を少し歩く
- アイスやコーヒーをゆっくり味わう
たった数分でも、「やらなきゃ」という緊張から離れると、頭が軽くなるんです。
僕的表現としては、頭を【キャッシュクリアして再起動!】という感じ。
“逃げる”というより、“一度リセットする”イメージ。
無理に頑張ろうとするよりも、いったん冷静になるほうが結局早い。
僕の場合、この「一度リセットしてから再開する」だけで、焦りや不安に飲まれずに手を動かせるようになりました。
焦ったときほど離れる勇気を持つことが、最初の一歩なんです。
動けない自分を助ける仕組み①「他人の目を使う」
ここでは、「頭ではやることが分かっているのに、なぜか動けない」ときの仕組み作りから始めましょう。
僕もこのパターンで何度もつまずきました。
やることは分かってるのに、気づけばスマホを触っていたり、ベッドにダイブしたり…。
でも実は、「やる気がない」のではなく、“動ける仕組みがない”だけだったんです。
監視役を作ると行動が変わる
僕も昔、「家だとサボるのに、職場ではちゃんと動ける」ことにずっと違和感がありました。
同じ作業なのに、環境が違うだけで行動が変わるのはなぜだろう?と。
考えてみたら、職場には“他人の目”があるんですよね。
「見られている」というだけで、自然と集中できたり、最低限のことはやろうとする。
それって、意志の力じゃなくて仕組みなんです。
僕が今は無き初期ブログをしていた頃、どうしても家だとダラけてしまうので、思い切って“監視役”をつくることにしました。
といっても、大げさなものではなくて、一番信頼しているリアルの知人にブログをしていること明かして見てもらっていただけ。
「ブログやっているからサボってないか見てね!」これだけです。
それだけでも「やらなきゃな」より「約束したしやるか」に変わって、自然と手が動きました。
他人の目をうまく使うと、“自分を追い込む”というより“仕組みに任せて動ける環境を作る”感覚に近いです。
意志力が弱いとか関係なく、行動のハードルをぐっと下げられます。
宣言のコツ
僕が試してきて感じたのは、「宣言」はどんな形でも一定の効果はあったということ。
SNSで「今日こそやる!」とつぶやくだけでも、“誰かに見られている感覚”が生まれて動ける瞬間はあります。
でも、僕が一番うまくいったのは、信頼できる身近な人に向けて宣言するやり方でした。
特に大事なのは、“相手が具体的に想像できる形で伝えること”です。
たとえば、
- 「今週中にブログ記事1本書きます」よりも、
- 「金曜の夜までに1記事投稿して、土曜の朝にURL送ります」
こうして“期限+行動内容”をセットで伝えると、相手も応援しやすくなり、自分の意識も自然と引き締まります。
僕は、SNSのように不特定多数ではなく、「ちゃんと見てくれる人」に向けて言う方が心地いいプレッシャーでした。
それに、宣言って「やります!」という意思表示じゃなくて、「見守ってて!」というお願いでもある。
そう考えると、気負わずに続けやすくなります。
小さな宣言でも、外に出すことで行動スイッチが入りやすくなる。
それが“他人の目”を味方につける一番シンプルで強力なコツです。
動けない自分を助ける仕組み②「分からないを放置しない」
やるべきことは分かっていても動けないときは、“他人の目”を使う仕組みが効果的でした。
では次に、「そもそも何をすればいいか分からない時」の仕組み作りにいきましょう。
僕も、作業の途中で「どこから手をつければいいか分からない…」と止まってしまうことがよくありました。
この状態のほうが「発狂しそうな頭パンクレベル」が高くなりませんか?少なくとも僕はそうでした。
そんなときこそ、「怠けてる」と責めるよりも、“分からない”を放置しない仕組みを作ることが大事なんです。
「分からない」は最大のストッパー
「やらなきゃ」と思っているのに、手が止まるとき。
実はその裏には、“分からない”が隠れていることが多いです。
例えば、副業や資格の勉強をしている社会人の人なら──
- 「何から手をつければいいか分からない」
- 「どの教材を使えばいいか分からない」
- 「これで正しいやり方なのか分からない」
- 「今日やるべきことが多すぎて、どこからやればいいか分からない」
こうした“ちょっとした分からなさ”って、放置するとどんどん膨らみます。
気づけば、「今日は頭が働かないから、また明日にしよう…」と先送りの言い訳に化けるんですよね。
僕も昔、作業の途中で「これで合ってるのかな」と思った瞬間、集中力が一気に切れていました。
それは怠けではなく、“判断に迷ってエネルギーを使いすぎ状態”なだけだったんです。
「分からない状態」を放置することこそが、一番のストッパーになります。
僕が実践した対処法
僕が実際にやって効果があったのは、次の3つです。
① 作業を“1分でできる範囲”まで細かく分ける
「記事を書く」と思うと、どこから手をつけていいか分からず固まってしまうことがよくありました。
でも、「タイトル案を3つ書くだけ」「見出し1個だけ作る」といった、1分でできるレベルまで細かく分解すると、頭がスッと動き出します。
小さく動かすことで自然と次もやれる。
この感覚は、意志力に頼らなくても動き出せる“仕組み”としてかなり使えました。
② やる気は“始めてから”出ると割り切る
分からないこと、難しいことを細かく分解すると作業が進みます。
- ◎ 作業が進む → やる気が出る
- × やる気を出してから作業する
僕は「ちゃんと理解してから動こう」として、準備ばかりしていました。
でも実際には手を動かして初めて「ここはこうすればいいんだ」と分かることがほとんどです。
完璧を求めず、まずは小さく「1分だけやる」くらいの軽さで動くのがコツです。
③ 分からないことは“すぐ”調べる or 聞く
作業中に「あとで調べよう」と思った瞬間、僕はほぼ止まっていました。
そこで僕は、迷ったらすぐに相談できる手段を整理しました。
- AI:ほとんどの疑問はここで解決
- 人:具体的な経験に基づくアドバイスが必要なとき
- ネット:身近に聞ける人がいない時の代用
この順番で“分からない”を抱え込まないようにしています。
こうして頭が軽くなると、作業が途切れにくくなり、自然と手が動くようになるんです。
頭で考えすぎて動けなかった自分でも、仕組みを使えば自然に作業を進められるようになりました。
怠け癖は“放置すると止められないもの”ではなく、“仕組み次第で動かせるもの”です。
次は、この“怠け癖を前提に仕組みを作る”考え方が、どれだけ自分の武器になるかをお話ししていきます。
怠け癖は“甘え”じゃなく、“使い方次第の武器”
「怠け癖=直すべき弱点」という側面もあると思います。
でも今は、「怠け癖ほど扱い方次第で強力な武器になるものはない」とも感じています。
怠ける人ほど“ムダな努力が嫌い”だからです。
同じ時間で少しでも楽に終わらせようと考えるし、続かない方法を無理に頑張ろうとしない。
言い換えれば、“最短で結果を出す仕組み”を作る素質があるんです。
「頑張れない自分」を責めるのをやめて、「どうすれば自然に動けるか」を考えるようにした途端、努力ではなく“仕組み”に意識が向きました。
- やる気がなくても動ける行動設計
- 気分で迷わないルーティン化
- 他人の目を使った環境づくり
こうした工夫を積み重ねていくうちに、怠け癖は「続けられない理由」ではなく、「仕組みを作るヒント」に変わりました。
怠け癖は“甘え”じゃなく、“設計力の原石”。
それを上手に使えば、やる気に頼らなくても行動できるようになります。
まとめ|“できないのは甘え”じゃなく、“仕組みが足りないだけ”
昔の僕は、「やらなきゃいけないのにできないのは、甘えてるからだ」と思っていました。
でも実際は、“やる気が出なくても動ける仕組み”を作れていなかっただけでした。
仕組みを変えれば、性格や意志力に頼らなくても進めます。
怠け癖を否定するより、「どうすれば怠けても続けられるか」を考えた方が、よっぽど現実的です。
大事なのは、「自分を変えること」よりも「環境と仕組みを変えること」。
その視点を持つだけで、行動のハードルは驚くほど下がります。
もし今、
「またサボっちゃった」
「やらなきゃいけないのにできない」
と落ち込んでいるなら、責める必要はありません。
それは、あなたが怠け者だからではなく、仕組みがまだ合っていないだけ。
仕組みを整えれば、“できない自分”は、少しずつ“動ける自分”に変わります。
焦らず、ゆっくりと。怠け癖は、きっと味方になります。

