休日に何もしない僕が、“人生が動き出した感覚”を取り戻すまで

休日に動き出す感覚をイメージした男性のイラスト 失敗談と改善

こんにちは、年間休日の110日を全てだらだら過ごした経験アリ、ぐでまるです。

気づけば休日がいつも「何もしないまま」終わってしまう──。

何かやらなきゃいけないことは頭ではわかっているのに、疲れを理由にだらだら過ごしてしまう。

休日最終日の夜になって、「また何にもせずに休みが終わる…」と自己嫌悪だけが残る。

僕の定番のダメ行動でした。

週5、時には週6で働いて迎えた貴重な休日なのに、動画を見て、横になって、気づけば1日が消えている。

休んだはずなのに満たされず、「自分の人生が止まっている感覚」にずっとモヤモヤしていました。

でもある時、「このまま何もしない休日を積み重ねたら、人生そのものが動かなくなるかもしれない」と思った瞬間がありました。

そこから少しずつ、小さな行動を試すようになり、ゆっくりと“人生が動き出した感覚”が戻ってきました。

この記事では、休日に何もしない癖から抜け出した僕の失敗談と、怠け癖でもうまくいった「動き出し方の仕組み」をまとめています。

  • 「やりたいことはあるのに、体が動かない」
  • 「このままだと、ずっと同じ日々が続きそうで不安」

そんな思いを抱えているなら、きっとヒントになるはずです。

何もしない休日が「もったいない」と感じ始めた頃

「このままの休日の過ごし方は、なんか違うかもしれない…」

僕が初めてモヤモヤを感じたのは仕事に多少慣れてきた社会人2年目。

僕は、“休み=何もしなくていい日”という感覚で、仕事の疲れを理由にとにかく動かないことを正当化していました。

でも、ダラダラ過ごした休日の夜になると、なぜか心のどこかがザワつく。

体は休んだはずなのに、気持ちはまったく整っていない。

「休めた」はずなのに、「満たされていない」感覚だけが残る。

仕事以外の時間を全てだらだらするだけ。

あれ?僕って今年仕事以外何したっけ?

めちゃくちゃ怖くなりました。

「疲れたから休む」は正しいのに、満たされなかった

僕も、もちろん休むこと自体が悪いとは思っていません。

むしろ仕事でクタクタになって、休む理由は十分にある。

でも、横になって時間が溶けていく休日を繰り返しても、心の疲れは一向に回復しませんでした。

  • 寝ても寝ても心はスッキリしなくて次の仕事に備えるだけ
  • 好きな動画を見てるのに、どこか気持ちが落ち着かない
  • 「休んだ」というより「逃げただけ」のような感覚になる

休日をどう使うか正解はないのに、僕の場合は「何もしないこと」が自分を満たすどころか、逆にモヤモヤの原因になっていました。

動いていないのに“焦る”自分がいた

何もしていないはずなのに、休日の終わりが近づくにつれて胸のあたりがざわつくことが増えていきました。

このまま1日が終わっていいのかな…」という小さな焦りだけが積み重なっていく感じです。

休んでいるつもりなのに、心は全然休まっていない。

気持ちはずっと落ち着かなくて、「今日もまた何もできなかった…」という自己嫌悪だけが残る。

そしてこの“動かないほうが楽”という感覚に頼ってしまうほど、さらに動けなくなっていく。

この何もしない楽さ”に流される感覚こそ、後から考えると僕の怠け癖を強めていく入口でした。

怠け癖の正体は「動かない楽さ」の中毒だった

  1. 「何かやろう!」
  2. 「動画見てからやろう!」
  3. 「ご飯食べてからやろう!」
  4. 「ひと眠りしてからやろう!」
  5. 「今日はもう遅いから明日やろう!」

僕の【怠け癖だめルーティン】がこれです。

小さくて楽な選択肢】を積み重ねるうちに、気づけば“動かないほうが自然”になっていました。

ちょっと休憩してからの気分で、いつの間にか「何もしない」が当たり前に。

動こうとすると少しだけしんどくて、やめるとホッとしてしまう。

これが、僕の怠け癖の正体――“動かない楽さの中毒”の始まりでした。

何かを始めようとすると湧いてくる「めんどくさい」の声

何かを始めようとする瞬間、頭の中に必ず小さな悪魔のささやきが現れます。

  • 「今日はやめておこう…」
  • 「後でやればいいか…」
  • 「少し休んでからでいいか…」

こうした声は、ほんの少しの違和感や疲れを理由に、僕の行動を止めてしまう魔力を持っていました。

やるべきことは目の前にあるのに、心のブレーキがかかって動けなくなる。

この“めんどくさい”の声に従っている限り、どんなに何かを始めようとしても、結局何もスタートできない。

この体験を通して、僕は「やろうとする意志力では、娯楽の手軽さには勝てない」ということを実感しました。

“やる気が出るまで待つ”のは永遠に動けない理由

「やる気が出るまで待とう」

最初はこの考えが絶対に正しいと思っていました。いずれ体が勝手に動く時が来るだろう、と。

でも現実は、やる気はいつまで経ってもやってきません。

やる気に頼って動こうとすると、休日はあっという間に過ぎ、自己嫌悪だけが残る――これを何度も繰り返しました。

僕が気づいたのは、やる気は後からついてくるものだということです。

行動を起こさなければ、永遠に現れません。

例えば掃除や料理など、やる前は「めんどくさい」と思うことでも、いざ始めてみると意外とスムーズに進み、終わった後に「やってよかった」と思えることって誰にでもあります。

だから僕は、何かを始めるときも小さくてもいいから、とにかく「とりあえず動く」ことを大切にしました。

動き始めることで自然とやる気が生まれ、少しずつ“人生が動き出す感覚”につながっていったのです。

楽してるはずなのに、心はずっと落ち着かなかった

休日に何もしないで過ごすと、体は休めても心はずっと落ち着かない――これが僕の正直な感覚でした。

寝て、スマホを見て、動画を流して…。そして、また仕事へ。

「楽している」と思える行動でも、心のどこかがザワザワして、満たされない。

まるで「主体的に動かず、生きるだけの最低限の生活のために頑張る感じ。」でした。

休んでいるはずなのに「何か大事な時間を無駄にしたかも」という焦りが常に付きまとい、結果として休日の終わりには自己嫌悪だけが残る。

この経験から学んだのは、「楽なことを選ぶだけでは、長期的に心は満たされない」 ということ。

小さな行動でもいいから、何か自分で選んで動くことが、心の安定や充実感につながる――僕はそう実感しました。

「このまま何もしない自分が怖い」と思った瞬間

何もしない休日を繰り返すうちに、ふと不安が胸をよぎりました。

このまま何もしない自分を受け入れたら、人生そのものが止まってしまうのではないか――そんな怖さです。

充実している人は、みんな“何かの目標”に向かっていた

当時の僕の周りには、仕事でも趣味でも「人生がちゃんと前に進んでいる人」が何人かいました。

特別すごい努力をしているわけではないけど、どこか満たされていて、話を聞くといつも小さくても“向かう先”がある。

  • 資格を取るために休日は勉強している人
  • 筋トレを習慣にしている人
  • 動画作って少しずつ投稿続けている人

そんな小さな目標を持って、ゆっくりでも前に進んでいる。

その姿と、休日にだらけ続けるだけの僕を比べたとき、「動いている人は、ちゃんと自分の時間を生きているんだなぁ」と自分と比較して内心ショックを受けていました。

僕が感じていた“満たされなさ”の正体は、向かう先がないことだったのかもしれない。

小さくても何かに向かって動きたい!

少しずつ今後の自分について考えることが増えてきました。

「動いている人」と「止まっている僕」の決定的な違い

動いている人たちを見て気づいたのは、“努力量の差”ではなく、エンジンのかかり方」 が違うということでした。

僕は、やる気が出るのを待って、動ける日が来るのを期待していたタイプ。

一方で動いている人を見たり、話を聞いたりしていると違いが分かってきました。

意志力で無理やり動いているようにも、やる気を振り絞っているようにも見えない

動き続ける人は、特別な才能があるわけじゃない。

ただ、動ける仕組み」 を自分の中に持っているだけ。

逆に僕は、行動のきっかけを「やる気」に頼っていたから、止まったまま。

この違いが、時間の流れ方も、満たされ方も、大きく変えていると気づきました。

最初の一歩は「何かを始めて、楽しくなければやめる」

動いている人たちとの違いに気づいたあと、最初に考えたのは「じゃあ、何から始めればいいんだろう?」 ということでした。

怠け癖と完璧主義者が悪魔合体している僕が無理なく続けられる仕組み。

この仕組みを作らないことには絶対に続かない自信がありました。

そこで僕は、「まずやってみて、楽しくなければやめる」という、ゆるい一歩の踏み出し方を試してみることにしました。

「どうせ続かない」を前提にして始めてみた

僕の場合、「続けなきゃ!」という意識が強すぎると、逆にプレッシャーになって動けなくなるタイプでした。

だからまずは、「つまらなかったら辞めてOK」と思うことにしました。

気楽に考えることで、怠け癖が顔を出す前に、「やってみる」という最初の一歩が動き出せる。

実際にやってみると、小さな一歩なら簡単に進めることできました。

「合わなくても、まあいいや」という気持ちがあるから、次を試すハードルが低くなる

小さく、気楽に始める――この感覚こそ、怠け癖のある僕でも続けられる土台になりました。

まずは“軽い興味”で十分だった

  • 副業やってみたい
  • 運動したい
  • 趣味も探したい

僕の場合はこんな感じでした。

最初はどれもほんの小さな興味程度。でも続けていくうちに、少しずつ生活に変化が出てきました。

例えば、

  • ブログは副業として始め、今ではちょっとした収入も得られるように。
  • 筋トレは健康維持のために習慣化し、料理では鶏むね肉を極めるほどハマりました。
  • 趣味として将棋も覚え、暇なときの楽しみのひとつになっています。

ポイントは、「やらなきゃいけない」ではなく、「やってみたい」程度の軽さで始めたこと。

軽い興味から始めることで、失敗しても自己嫌悪にならず、次の行動にスムーズにつなげられます。

小さくても動くことで、「あ、やってみたら意外と楽しいかも」という発見が生まれる。

この感覚が、怠け癖の僕にとっての自動生産されるモチベーションになりました。

続けるかどうかは“楽しさ”で決める

小さく始めると、必ず途中で「もうやめたい」と思う瞬間があります。

ここで意志力に頼ってつまらないことを続けようとすると失敗しがち。

だから判断基準は “楽しいかどうか にしました。

  • 「楽しい」→もう少し続けてみる
  • 「楽しくない」→潔くやめて次を試す

この方法に切り替えてから、失敗しても自己嫌悪に陥らなくなり、むしろ次の一歩を試す余裕が生まれました。

小さな楽しさを積み重ねることで、気づけば“動いている感覚”が戻り、休日だけでなく日常全体の充実感も少しずつ増えていったのです。

「小さく動き続ける」が、人生を動かし始めた

「続けなきゃ」と思うほど体が重くなるタイプの僕にとって、“小さく動く”という考え方は、正直あまり期待していませんでした。

でも実際にやってみると、これは努力というより“流れを作る感覚”に近くて、気づけば止まっていた人生がゆっくり前に進みはじめました。

ここでは、僕がどんなふうに小さな一歩を積み重ねていったのか、そのリアルな感覚をまとめていきます。

やってみて「違う」と思ったらすぐ方向転換

これまで僕は、三日坊主で終わってしまう自分を「怠け癖のせいだ」と思い込んでいました。

でも、小さく動き始めて気づいたのは、あれはただの“弱点”じゃなくて──自分にとっての「つまらない」をすぐに見切れる才能でもあったということです。

興味が続かないものを無理に引きずっても、心は重くなるだけだし、結局どこかで止まってしまう。

「あ、これ違うな」と早い段階で気づけるのは、次の一歩を見つけやすくする大事なサインでした。

方向転換は逃げじゃなくて、“自分が進みたい方向”を探すための動作

そう考えるようになってから、僕はようやく軽く前に進めるようになりました。

次は、この“流れ”をどうつかんでいったのかを続けて書いていきます。

楽しくなってきたら、もう少し続けてみる

「これ、ちょっといいかも」と思えた瞬間って、実は“自分に合っているサインなんですよね。

僕の場合、ブログが続いたのは単に「記事を書くのが好きだから」ではありませんでした。

普段から友達の悩みに寄り添ったり、自分の経験を話して誰かが楽になる瞬間が好きで、その感覚を文字で広く届けられるという点が、自分の根っことしっかり噛み合っていたんです。

筋トレも同じでした。

もともと野球部で、体を動かすのは得意で好きなタイプ。

なのに社会人になってからは「疲れてるし、めんどくさいはず」と思い込んで避けていた。

でも、軽い気持ちで自宅でやってみたら「あれ?これ普通に楽しいぞ」と気づけた。

どちらも、小さなスタートを切らなければ絶対に気づけなかった“相性の良さ”でした。

もちろん、全部がうまくいったわけじゃありません。

ブログに近い分野では、人に頼まれて記事を書く仕事は、自分の言葉で伝えられず全然楽しくなかった。

運動も、同じ筋トレでもジム通いはどうしても合わなかった。

やってみて「楽しい」と思えたものだけが残り、「違うな」と感じたものは自然と消えていった──本当にその繰り返しでした。

だから僕は、

  1. 興味が湧いたら軽く触ってみる
  2. 「楽しいかも」と感じたら少し伸ばす
  3. 「違う」と思ったら方向転換する

このくらいの“ゆるいルール”で動くようにしています。

無理なく続けられるものは、必ず“楽しさのヒント”がある。

それを見逃さずに拾っていくだけで、行動は自然と積み上がっていきました。

「動いている感覚」が自信を作ってくれた

「少しずつでも動く」ことを続けていくと、不思議なことに自信が生まれてきました。

僕の場合、ブログは副業として始め、平日1時間、休日3時間ほど取り組んでいました。最初の半年は収入ゼロでしたが、それでも続けられたのは、自分に合っていたから。

大変な作業ももちろんありましたが、「楽しい」という感覚がそれを上回り、挫折せずに続けられました。

筋トレも同じです。自分に強要せず、やりたいときだけやる感覚で細く長く続けられています。

別に大金持ちになりたいわけでも、ボディビルダーを目指すわけでもありません。

やりたいことを少しずつ積み上げて、自分の人生が動いている感覚」を手に入れられた――僕にとってはこれが大成功でした。

少しずつ動き出せる仕組みを作ると、やる気に頼らなくても自然と行動できることが分かりました。

最後は、今読んでくれているあなたが“動き出せる仕組み”を作ってすぐに行動できるようにまとめます。

“怠け癖”を責めるより、“動き出せる仕組み”を作ろう

怠け癖がある自分を責めても、結局は何も変わりません。

大事なのは、やる気に頼らず動ける“仕組み”を作ることです。

僕自身も、最初は「続かない自分」にイライラしていました。

でも、少しずつ仕組みを作り、軽い興味から動き始めることで、無理なく行動を積み重ねられるようになりました。

ポイントは次の通りです。

  • やる気を待たずに、小さな一歩を踏み出す
    「まずやってみる」ことで、自然にやる気もついてきます。
  • 軽い興味や楽しさを基準にする
    「やらなきゃ」ではなく、「やってみたい」を優先することで、続けやすくなります。
  • 違和感を感じたら柔軟に方向転換する
    つまらないことや合わないことに固執せず、すぐに切り替えられるとストレスが減ります。
  • 無理のないルールで習慣化する
    強制せず、やりたいときだけやる感覚を持つと、細く長く続けられます。

仕組みさえ作ってしまえば、怠け癖があっても自然と行動できるようになります。

人生を動かすために、あなたに今必要なのは何でしょうか?

【副業・勉強・運動・趣味】など、自分が興味のあることを3つくらい考えてみてください。

その中で一番興味がありそうなものの“極小の一歩”から触れてみましょう。

本を買いに行く、ネットで調べる、AIに聞く――気負わず、楽しめる簡単なことで構いません。

今、この瞬間にできる小さな一歩を楽しんでみることが、あなたの人生を少しずつ動かし始めます。

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