モチベ動画で満足して終わった経験から見えた“やる気に頼らない仕組み”

モチベ動画を見てだらけている姿と、実際に作業してやる気になっている姿を半分ずつ描いたかわいいイラスト 失敗談と改善

こんにちは、モチベ動画を漁った本数300本超え、ぐでまるです。

「よし、今日から変わるぞ!」

モチベーション系の動画を見て、やる気が爆発した夜。

でも次の日になると、なぜかその熱がスッと消えてる——そんな経験、ありませんか?

僕も以前、モチベアップ動画や自己啓発本を見ては「自分も頑張らなきゃ」と気合を入れていました。

けれど、気持ちだけ高まって何も続かない。

気づけば“やる気が出るまで待つ人”になっていました。

そんな日々を繰り返す中で、「やる気に頼る限り、結局また止まる」 ということに気づいたんです。

だって僕は──

  • めんどくさいこと本当に嫌い
  • すぐやる気なくなる怠け癖
  • 嫌なことからの逃げ癖、先延ばし癖
  • 細かいこと気にしちゃう完璧主義

フルコンボだらだら人間です。

だからこそ、動けるようになるには“仕組み”が必要だと実感しました。

この記事では、モチベ動画で満足して終わっていた経験から見えてきた、「やる気がなくても動ける仕組み」 についてお話しします。

モチベ系コンテンツで満足して終わる日々

モチベーション系の動画や本を開くと、つい熱中してしまう。

短い時間で「自分も変われそう」と思えて、気持ちだけは高まるんですよね。

でも、翌朝になるとほとんど何も変わっていない。

これが僕の“モチベ系コンテンツで満足して終わる日々”です。

動画や本を見て「やった気」になってしまう

画面の中の名言や成功者の話って「自分でもできる!」ってワクワクしますよね。

人生に役立つ知識も授けてくれるので、知らなかったことを知り、自分が成長したように感じることもあります。

その結果、掃除や勉強、運動など本来やるべき行動は後回しになりがち。

僕も、気づけば2時間以上動画を見ていて、「よし明日からやろう」と思って寝る日がほとんどでした。

ここでの【やった満足感】これが本当にたちが悪い。

本当に重要なことは【実際に行動したかどうか】です。

これは僕が見てきたモチベ系動画の人たちも、かなり口酸っぱく言っていたこと。

行動する前に満足してしまうと、脳は「もうこれで十分」と勘違いするんですよね。

行動しない自分に罪悪感が増す悪循環

やる気が出ると、「今日はまとめて全部やろう!」と考えがちです。

でも、面倒なことや完璧にやりたいことが頭にあると、逆に行動が止まります。

僕の場合は、やる気がピークのときほど、「全部やらなきゃ…」という思い込みで動けなくなることが多かったです。

まさに【やる気があるのに動けない】という、完璧主義+怠け癖コンボの典型パターンでした。

なぜモチベアップだけでは動けないのか

モチベーション系の動画や本で気分が高まっても、行動に結びつかないことはよくあります。

それは単純に、「気分だけでは日常の習慣や行動は変わらない」という現実があるからです。

やる気は一瞬で消える。習慣は続く

やる気は高まった瞬間は強く感じますが、その感覚は一時的です。

翌朝には冷めてしまうことも多く、結局行動に結びつかないまま終わってしまいます。

一方で、ほんの小さな行動の積み重ねで作った習慣は、やる気に左右されず自然に続きます。

やる気は火花、習慣は燃料」というイメージですね。

やる気だけに頼ると後回しになりやすい理由

モチベーションが上がった瞬間は確かに行動したくなります。

でも面倒に感じることや嫌なことは、つい先延ばしにしてしまいがち。

僕も以前は、

  • 「動画を見て気持ちが高まった」
  • 「明日こそやろう!」

と思っても、結局掃除や運動、副業や勉強など全部その場限りになっていました。

これは脳の仕組みというより、「気分に頼った行動は、その場限りで終わってしまう」 という現実です。

だからこそ、やる気に頼らず動ける仕組みーー習慣やルールーーが必要だと痛感しました。

やる気は行動した後にこそ生まれるもので、動画で得られるやる気とは全く違います。体が自然に動く感覚です。(やる気に頼らずできるようになってから気づいたことですが)

僕はこれをこう整理しています。

動画や本を見た気持ち→偽物やる気

行動後の気持ち→本物やる気

だから、行動前にやる気に頼るのがそもそも間違いなんだと思います。

僕が試した“やる気に頼らない仕組み”

「やる気がないから動けない」——そう思っていた僕ですが、実際は 「やる気がなくても動ける仕組み」 を作れば、自然に続けられるようになりました。

ここでは、僕が実際に試して効果を感じた3つの方法を紹介します。

1日1分だけでもやる小さな習慣

やる気がなくても動けるようになった一番の理由は、「小さく始める」ことでした。

たとえば掃除なら「机の上のゴミをひとつ捨てるだけ」、筋トレなら「腕立て1回だけ」、ブログなら「タイトルだけ考える」。

1分で終わるような小さな行動なら、脳が「めんどくさい」と反応する前に動けます。

すると不思議なことに、1分やると気づけば5分、10分と続いていることが多いんですよね。

ポイントは、やる気が出る前に小さく動くこと。

やる気が出たから動くのではなく、「動いたからやる気が出る」という順番を体で覚えるのがコツです。

モヤモヤを動画でごまかすより、行動で晴らす

僕はずっと「やらなきゃいけないのに動けない」モヤモヤを抱えていて、その苦しさをごまかすようにモチベ動画を見ていました。

見終わった直後はスッキリするけれど、またすぐに同じ不安が戻ってくる。

そんなある日、「この胸のつっかえは行動でしか消えない」と気づき、パソコンを開き、やるべき作業をちょっとだけ進めてみました。

すると、しんどかった心が驚くほど楽になったんです。

これまでは、

不安・モヤモヤ → モチベ動画で気を紛らわす

だったのが、今では

不安・モヤモヤ → やるべき作業を少しやってみる

という流れになったんです。

行動した瞬間に感じる小さな達成感が、「やれば気分が軽くなる」という記憶として積み重なり、今ではモヤモヤを感じたときほど、「動いた方が楽」と思えるようになりました。

やる気を使うのではなく、不安な気持ちになったら苦しさやモヤモヤから逃げるためにやる。

怠け癖&逃げ癖の僕に最適な方法でした。

どうしも動けない時、それは人に頼る時

そんなとき僕は、「自分で頑張らない」ようにしています。

家ではなかなか動けないのに、仕事場だと普通にテキパキ動ける——そんな経験、ありませんか?

僕もまさにそうで、「人に見られている環境」だと不思議とサッと集中できるタイプです。

「自分を動かす」のが苦手なら、「人の力を借りて動く」のも立派な方法。

むしろ、これが一番うまく回るタイプの人も多いと思います。

こういうタイプは、誰かに「やる」って宣言して見てもらう“監視役”をつくるのが特におすすめです。

やる気はスパイス、習慣はメインディッシュ

やる気に頼らず動ける仕組みを作ると、感覚がまったく変わります。

やる気はあくまで後押しのスパイス。日々の行動の主役は、やはり習慣や仕組みです。

モチベ動画は参考にする程度でOK

動画や本は、考え方を知るきっかけや気分を軽くする手助けにはなります。

でも、そこで満足して行動に結びつかないのでは意味がありません。

大事なのは、刺激を受けたあとに【やってみること】。

動画や本を読んでも晴れない心のモヤモヤを自分の行動のきっかけに変えることが重要です。

仕組みで動ける人になることが本当のゴール

小さな習慣、行動トリガー、誰かに頼る工夫──これらを組み合わせることで、やる気に左右されず動ける自分を作れます。

仕組みで動ける人になるためのポイント

  • 動画を見て【やった満足感】では不安は一時的にしか消えない
  • 実際に行動したら不安やモヤモヤはなくなる
  • やる気に頼らず動ける仕組み(習慣やルール)が必要
  • 動いたらやる気が出るので、まず1分だけでも行動する
  • モヤモヤを感じたら行動で不安を消す
  • 他人の目を活用して行動する(宣言や監視役を活用)
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